10月8日(日曜日)、9日(月曜日・祝日)の二日間、さっぽろテレビ塔2階ホールにて、国際企画提案会議「SAPPORO MAPPING」を開催しました。
MAPPINGとは、Matching × Pitchingの合成語で、この二日間はその言葉のとおり、市内の制作者の方々とアジアを代表するドキュメンタリー映像関連の関係者とのMatchingと、企画提案のPitchingの両方を実現するイベントとなりました。
初日の8日は、海外からのゲストと、既に国際共同制作経験をお持ちの市内の放送局の方々をお招きし、共同制作実現・成功に向けての会議にて活発な意見交換がなされました。
二日目には、台湾CNEX財団の共同設立者であり、ドキュメンタリー制作・配給・オンラインチャンネルを手がけるCNEX StudioのCEOでもあるRuby Chen氏から、海外のディシジョンメーカーの興味を引く企画や構成のあり方などについての講義をしていただきました。その中で、ドキュメンタリー作品がときに世論や政府までも動かす力を持っているということを「Plastic China」という作品を通じて語られ、映像の持つ力を改めて強く認識することとなりました。
二日間を通して札幌市内の制作者から8本のドキュメンタリー企画提案(Pitching)がされ、香港・台湾・タイ・マレーシアよりお招きしたゲストの方々からは企画実現に向けた様々な提案がありました。
今年初開催となったSapporo Mappingですが、札幌市内の制作者の方々の、ドキュメンタリー制作への熱意にあふれる充実した二日間となりました。
札幌フィルムコミッションでは、今後も国際ドキュメンタリー共同制作支援事業「Sapporo IDC (International Documentary Co-Production) Program」と連携し、企画実現に向けて引き続き支援を行っていきます。
ご出席、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!