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一般財団法人さっぽろ産業振興財団
クリエイティブ産業振興課

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PROJECT

Business

公開:

2024年11月5日

デザイン×ビジネスを学び、ゆたかな札幌の未来を共創する「さっぽろデザインブリッジ」プログラムに参加する企業・デザイナーを募集!

ロゴ

 

(一財)さっぽろ産業振興財団ではこの度、札幌市内の中小企業とデザイナーに向けて、企業の価値を高めるデザイン活用の手法を学ぶプログラム「さっぽろデザインブリッジ」を実施することになりました。

本プログラムでは、全5回の講座を通して、企業とその伴走支援をするデザイナーが、デザインの手法を活かした事業づくりや組織づくりなどの具体的な手法をともに学び、理解を深めていきます。

こうした手法やテーマに関心のある企業やデザイナーの方々は、ぜひお申し込みください! (申込期限:11月29日(金)まで)

 

さっぽろデザインブリッジ案内(PDF)

中小企業から、市内産業の「価値を高める」デザイン活用をはじめる

企業の価値を高める方法として広がりつつある、経営への「デザイン」活用。その領域は、ブランディングやプロダクト、パッケージといった従来のイメージにとどまりません。

サービスや事業の創出、人材採用、社員エンゲージメントの向上といった広範なビジネス課題に対しても、幅広い業界・業種の企業でデザイン活用の成果があがっています。

また、こうした経営へのデザイン活用は、経営判断がスピーディな中小企業にこそ効果が現れやすいと言われています。

デザイナーと企業の学び合いで、札幌から道内経済に好循環をうみだす

デザイン産業が活発な札幌市では、さまざまな企業とデザイナーとのマッチングや協働を後押しすることで地域産業の価値を高め、さらに市内・道内経済に好循環を生むことを目指しています。

今回の「さっぽろデザインブリッジ」では、企業とデザイナーがパートナーとして二人三脚で企業の価値を高める好事例を増やすきっかけとなる、学びの機会を提供します。

企業の想いや未来像の言語化・見える化や、サービスやプロダクトの価値を伝えるための戦略・戦術の具体化など、デザインによってビジネスの上流にある課題にアプローチする、実践的な手法を学ぶためのプログラムを実施します。

 

プログラムの特徴

● デザイナーと企業が一緒に学ぶことで、互いに目線を合わせながらビジネスの課題解決手法としてのデザイン活用に対する理解を深められます。

● 食やものづくりといったコンシューマービジネスだけでなく、医療や福祉領域の事業者によるデザインの活用事例も紹介・解説します。

● 対話的・インタラクティブなワークショップを通して、デザイン手法を体感的に学べます。

 

「さっぽろデザインブリッジ」ロゴ・ビジュアル

異なる視点、異なるプロフェッショナルを持つ人どうしが出会い、学び合い、共振しながら、このまちの価値づくりを明るくまなざす。

事業を担う多様な企業とデザイナーたちをつなぐ、札幌の未来をつなぐ「架け橋(=ブリッジ)」をつくることをイメージしたロゴをデザインしました。

ロゴ・ビジュアルデザイン/佐藤 健一(デザイン事務所 AMAYADORI)

 

こんな企業 / デザイナーの方におすすめ

企業の方

 ● 競合にはない自社の強みや、時代に合った新しい価値を発見したい方
 ● デザイン活用に向けて、適切なパートナーを探している方
 ● デザイン的なものの見方/考え方を組織や事業に取り入れたい方

 

デザイナーの方

 ● デザインの力を活用して、企業の思いを整理・可視化することに興味がある方
 ● ビジュアルやプロダクトのデザインだけでなく、経営の上流のデザインからコミットしていきたい方
 ● クライアントとの対話力を高め、長期的なパートナーとして信頼関係を築きたい方

 

プログラム


■ THEME1|グッドデザイン賞の事例から見るデザイン活用の場の広がり

DATE:2024/12/9(月) 13:00-16:00
GUEST:矢島 進二 氏(公益財団法人日本デザイン振興会 常務理事)

 

■ THEME2|デザイナーと経営者の共通言語になるデザイン思考を学ぶ

DATE:2025/1/17(金) 13:00-17:00
GUEST:加藤 修平 氏(デザインリサーチリード / デザイン思考コーチ)

 

■ THEME3-1|地域で活躍するデザイナーの役割(デザイナー向け)

※主にデザイナー向けですが、企業の方にもご参加いただけます
DATE:2025/1/28(火)10:00-13:00
GUEST:伊藤友紀 氏(対対 代表)

 

■ THEME3-2|先進企業から学ぶ、デザインを活用した経営(企業向け)

※主に企業向けですが、デザイナーの方にもご参加いただけます
DATE:2025/1/28(火)14:30-17:30
GUEST:
 ⑴ 山田 實 氏(山田寫眞事務所主宰)
 ⑵ 馬場 拓也 氏(社会福祉法人愛川舜寿会理事長/洗濯文化研究所CLO)

 

■ THEME4|企業×デザイナー両者の視点から未来を構築する演習1

DATE:2025/2/19(水) 13:00-16:00
GUEST:稲波 伸行 氏(株式会社RW 代表取締役/クリエイティブディレクター)

 

■ THEME5|企業×デザイナー両者の視点から未来を構築する演習2 / 修了式

DATE:2025/2/20(木) 13:00-17:00
GUEST:稲波 伸行 氏(株式会社RW 代表取締役/クリエイティブディレクター)

 

ゲスト

[ THEME 1 ]

矢島 進二 氏

(公益財団法人日本デザイン振興会 常務理事)

1962年東京中野区生まれ。グッドデザイン賞をはじめ、東京ミッドタウン・デザインハブ、東京ビジネスデザインアワード、地域デザイン支援など多数のデザインプロモーション業務を担当。武蔵野美術大学、九州大学大学院などで非常勤講師。毎日デザイン賞調査委員。事業構想、先端教育、コロカル、こここで連載を執筆。

 

[ THEME 2 ]

加藤 修平 氏

(デザインリサーチリード/デザイン思考コーチ)

東京都国立市生まれ。ケープタウン大学サステナビリティ学修士。アフリカ地域の開発現場において、参加型デザインの手法を用いた社会課題解決プロジェクトに多数携わる。「自分を変えて、社会を変える」をテーマとし、持続可能な社会の実現のためにも、自らの価値観を更新していくプロジェクトのあり方を意識し活動中。

 

[ THEME 3-1 ]

伊藤友紀 氏

(対対/tuii デザイナー) 

大阪でデザインの仕事を経験後、2010年に佐賀にUターン。新聞社の編集、家具メーカーのインハウスデザインなどを経て、フリーに。農や食など地域に寄り添う仕事を心がける。2020年に田中淳とデザインユニット対対/tuiiをスタート。2022年に書店tuiibooks開店するなど、リノベーションした佐賀市のビルを拠点に活動している。

 

[ THEME 3-2 ]

山田 實 氏

(山田寫眞事務所 主宰)

1950年生まれ、1975年に山田写真事務所を起業、数社の設立を経て 医療機器開発へ進み、耳温計、CEサーモ、チビオンTouch を開発、製造は中国3工場をオペレーション、企画から製造までを札幌(地方都市)で  やり抜くという夢を実践。

 

馬場 拓也 氏

(社会福祉法人愛川舜寿会 理事長 / 洗濯文化研究所 CLO)

大学卒業後、GAPジャパンやジョルジオ・アルマーニジャパンを経て、2010年に法人の2代目経営者に就任。介護施設の壁を取り払い庭を開放するプロジェクトや、市民の語り場「あいかわ暮らすラボ」、障害の有無に関わらず共に過ごす保育園の開園等に取り組む。2022年には地域共生文化拠点「春日台センターセンター」をオープン。

 

[ THEME 4・5 ]

稲波 伸行 氏

(株式会社RW 代表取締役 / クリエイティブディレクター)

1975年三重県菰野町生まれ。名古屋芸術大学美術学部デザイン科卒業。大学卒業後、フリーランスとして独立。2008年RW創業。企業や事業の価値の再定義に伴走し、ミッション、ビジョンの構築や、新規事業の立ち上げ、事業の運用までサポートしている。

公募概要

定員

 ・企業枠:20社程度(1社あたり最大2名まで)

 ・デザイナー枠:20社程度(1社あたり最大2名まで、個人の方も可)

参加費

 ・無料

参加資格

 ・原則、全プログラムに欠席なく参加できること
 ・企業:札幌市内に事業の拠点があること
 ・デザイナー*:札幌市内をフィールドに活動していること

*本プログラムでは、デザインの力を活用した企業変革に関心のある幅広いデザイン人材を「デザイナー」と呼びます。具体的には、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、イラストレーター、ディレクター、ライター、クリエイター、プロデューサー等。

 

会場

・札幌市産業振興センター Sapporo Business HUB

(〒003-0005 北海道札幌市白石区東札幌5条1丁目1−1)
 

申込フォーム(外部サイト) 

 ・ 申し込み〆切:11/29(金)17:00 

※応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。

※選考結果通知は、12/3(火)までに、メールにてお知らせいたします。

 

11/20(水)には、トーク&プログラム説明会も開催決定!

『デザインの視点を経営に取り入れるってどういうこと?』『本プログラムの内容をもう少し詳しく知りたい!』という方向けに、札幌市内でデザイン活用を実践している企業事業者とその伴走支援をするデザイナーのペアによるトークイベントを行います。「さっぽろデザインブリッジ」のプログラム説明会も、同時開催します。

 

プレイベント概要

日時

・2024/11/20(水)13:00-15:30

場所

・札幌市産業振興センター Sapporo Business HUB(〒003-0005 北海道札幌市白石区東札幌5条1丁目1−1)

参加費

・無料

内容

・イントロダクション(13:00- 13:15)

・トークセッション1「中小企業がデザインを活用する意義」(13:15- 14:05)

近藤 篤祐 氏(モリタ株式会社 代表取締役社長)
佐藤 健一 氏(デザイン事務所 AMAYADORI 代表取締役/アートディレクター) 

・トークセッション2「昨年度参加者に聞く!企業×デザイナーの協業を通じた気づきとこれから」 (14:15- 14:55)

佐孝 昌哉 氏(北海道ダイニングキッチン株式会社 代表取締役社長) 
亀山 圭一 氏(株式会社ズック 代表取締役社長) 

・「さっぽろデザインブリッジ」プログラム紹介(14:55- 15:30)

 

申込フォーム(外部サイト)

・申し込み〆切:11月19日(火) 12:00

※プレイベントに参加されていない方でも、本プログラムへお申し込みいただくことは可能です。

 

ゲスト
近藤 篤祐 氏

(モリタ株式会社代表取締役社長)

北海道興部町出身。北海道大学卒。専門商社で13年間営業経験ののち、紙器製造業モリタ入社。デザインの必要性を感じ北海道芸術デザイン専門学校でグラフィックデザインを学ぶ。2020年より現職。デザインを活かした様々な取組みを行い全国・海外から実績を得ている。

 

佐藤 健一 氏

(デザイン事務所 AMAYADORI 代表)

1999年に北海道造形デザイン専門学校を卒業後、デザインプロダクション、出版社等を経て2003年に寺島デザイン制作室へ入社。2014年4月に独立しデザイン事務所AMAYADORIを設立。2023年1月に法人化。全日本DM大賞2015金賞、北海道パッケージデザイン展2015グランプリ他、受賞・入選多数。

 

佐孝 昌哉 氏

(北海道ダイニングキッチン株式会社 代表取締役社長)

大学卒業後同社へ入社、入社後東京事業所にて関東圏、海外での催事販売を経験、消費者行動心理について学ぶ。北海道帰省後はネット通販や飲食店、イベント事業など多岐にわたる新規事業の立ち上げを経験。2019年9月に代表取締役へ就任。就任後はT Vショッピングの出演や国内外への販路開拓に向けて邁進する。

 

亀山 圭一 氏

(株式会社ズック 代表取締役社長)
数社のデザイン制作会社を経て、2006年にズックを設立。2010年法人化。近年は広告やグラフィックデザインの領域を超え、中小企業を中心に課題解決型のブランドコンサルティングを行っている。

 

主催

一般財団法人さっぽろ産業振興財団

運営

株式会社ロフトワーク

 

 お問合せ先

さっぽろデザインブリッジ運営事務局〔株式会社ロフトワーク〕

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア 9F

E-mail:sapporo-design-keiei@loftwork.com